2012年11月1日木曜日

瞑想のそのさきに。

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インドから大移動を終えてカイロに辿り着きました。


"ひとりになる時間が好きだ。"

いや、それだけだとちょっと言葉が足りない。
誰にも邪魔されずに大自然の音だけにからだをあずける。
そうしてひとりであたまを空っぽにしたり、好きなことを考えたりするそんな時間が好き。

中学校の頃からか、思春期か悩みが増えはじめるにしたがってよく家の近くの川辺に足を運んだ。
川の流れる音に耳を傾けて、そのかたわらに横になる。
川の流れる音をメロディーに変えて、優しい太陽の陽射しを肌で感じた。
部活動に、勉強に忙しくなっても休日にはその時間を作った。
季節には季節の音があって、春と夏のにぎやかさから秋の虫のなく切なさ、冬はしんっとした感じ。
ぼくにはそういうことを感じる時間が必要だった。

世界一周をひとりで果たすことは多くのひとりの時間をくれる。
列車に揺られている時、宿でひとりで過ごす時、見知らぬ街を歩く時。
だけど、本当に誰にも邪魔されないひとりになる時間は自分から機会をつくらないと生まれなかった。
ある土地に少しの間根をおろし、ふとした出会いでその街も好きになる。長居する。

ジョードプルはぼくにとってそんなところになった。

宿で出会った同じ年代の世界一周者、けんと君と出会った。
彼はいまヴィッパサナー瞑想法というのを体験するために約2週間の修行をしている。
終わった後の彼の体験を聞くのが楽しみでしょうがない。
ヴィッパサナー瞑想はあの仏陀によってつくられたものと聞いた。
彼が悟りを開く際におこなった"真実を見るため"の瞑想。
内なる現実をありのままに観察することによって、その本質を理解しようと務めること。
過ぎ去った過去、まだ訪れていない未来を考えることをやめて、"いま"だけに集中する。
効果はひとそれぞれ。
以前より心の落ち着きを取り戻した人もいれば、人生の糧になるいいアイデアが浮かぶ武器になるひともいる。
日本でもできるのでぜひ帰国後、本気で挑戦したいことのひとつだ。


お気に入りの場所があった。
メヘランガル要塞の隣に、ファイナルファンタジーならボスキャラがいそうな山が並んでそびえている。
ヒンドゥー教の神様が祀られるその山は、点在するこの辺りの切り立った山の中でも一番高い山だ。


ぼくはけんと君みたいに、この旅でヴィッパサナに10日間の期間を設けることは出来ないけど、ひとりになって"自分のいま"について考えたかった。
ジョードプル滞在の後半は、連日この山に登って数時間ではあるけど時間を忘れてもの思いにふけった。
ぼくがやったのは"瞑想"なのか、正しいかもわからないから何も言わないけど呼吸に集中して、自分のこころと会話をした感覚だった。
こころと話すときは考えるけど、それはあたまで考えて出た言葉ではなかったと思う。
あくまでも、こころの中での会話だった気がする。


圧倒的な景色を眺めながらの瞑想は、呼吸に集中するのにちょうど良かった。
ラジャスターン地方特有の砂漠らしい大地、ごつごつした岩山が地平線の限り続いていた。
世界の大きさをみせつけられて自分をちっぽけにも思ったりするが、いま見渡す限りのこの土地で一番高い山に勝手に登っている自分の人生に最高の自由も憶えた。

夕日は大地をオレンジに色に照らした後に、ゆっくりと月と役目をバトンタッチした。
美しいその夕日も、違う土地の違う国の、夕日になる役目がある。





瞑想しに山に向かおうとしたある日、同じ宿に泊まっていた"すがたさん"と一緒に山に登ることにした。

すがたさんはインド伝統音楽に魅せられて、インドまで歌の練習をしにきている。
いまの師匠に当たる先生に出会って、即興で作り出されるその音楽を生で聴いた時にまるで彼が音楽を奏でるところに宇宙が広がって、そこに浮かぶ音符を触ると音が鳴るというように見えたといききと語ってくれた。

「音に色があったの。だから"音色"って言葉の意味が凄く分かったの。」
ぼくはその言葉をそのまま信じて想像した。こころがわくわくした。
そんなものはないと笑うことは簡単だけど、その感覚があるとしたらそれを知らずに生きるのはもったいない。
ぼくは知りたい。
「いつかすがたさんが歌を習い終えたら聞かせてください。そしてぼくにその音の色をみせてください。」
そう本気でお願いした。
もう一度言うけど、そんなものはないと笑うのは簡単だ。
でも、ぼくはそれを聞いた時わくわくがとまらなかった。

その世界がもしあったと確信できたとき、それはその笑った人に伝えられるかわからないけど、僕の人生はまた最高に気持ちいいと思う。
大人が"無駄"で片付けることの中に"人生の楽しむ秘訣"は転がっているんだから。

すがたさんは音楽に魅せられて、その前の好きだったカウンセラーの仕事をやめてまで、インドの伝統の歌を練習しにきてた。
夢をみつける時期は人によって違う。
夢に気づくのに遅すぎたと嘆くかどうかも自分次第。
すがたさんが歌う時、音楽の話をする時の笑顔は輝いていたから
これから必死になって夢を追う僕もその勇気を分けてもらえた。

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世界は広すぎて知らないことだらけだ。

でも、それが経験と感覚に変わっていくことが

なによりうれしくてたのしい。

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けんと君のブログ、"Kentoは世界に通ずる"はこちらから。

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帰国したら会えたりできる関係も作ることがひとつの夢です。





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